中学校の新学習指導要領がよくわかる解説

2021年、中学校の学習指導要領が変わったのをご存じでしょうか?

 

2002年に完成した「ゆとり教育」は大きな批判をうけたため、

それ以降、日本の小中学校のカリキュラムはふたたび「詰め込み型」「学力重視型」に戻っていきました。

そのゆりもどしが中学校で完成したのが2021年の新学習指導要領です。

 

 

では、新学習指導要領のもとでは、どのように学習内容・評価方法が変化したのでしょうか?

 

 

以下に2点に分け、見てみましょう。

 

 

 

①学習内容の変化


2021年の新学習指導要領では、簡単に言えば、学習内容の量・質とも負担が大きくになりました。

 

 

具体的には、以下の3点にまとめられます。

 

・英語では、中学3年間で学ばなければいけない単語量が増えた

・英語では、小学生で習った英語をマスターしていないとついていけないカリキュラム進行になった。

・英語も数学も高校の学習内容が中学校に降りてきて、難しくなった

 

 

 

学習指導要領変更①

 

このように、学習内容の量・質ともに負担が大きくなったことで、

子供たちはこれまで以上に学習を計画的・自律的に進めなければ、取り残されてしまうことになったのです。

 

 

 

②評価方法の変化


2021年の新学習指導要領では、どのように生徒の成績を評価するかも変化しました。

一言で言えば、「成績が取りにくい制度」になりました。

 

 

具体的には、以下の2点にまとめられます。

 

・成績に占める定期試験点数のウェイトが大きくなり、定期試験の点数が取れないと、授業態度等がよくても成績が上がらなくなった。

・成績表の各観点がオールAでも、「5」がとりにくくなった。

 

 

 

学習指導要領②

 

このように、新学習指導要領のもとでは、

これまでの成績をキープしたり、成績をアップしたりするために、

より多くの努力が求められるようになりました。

 

 

このような状況に対し、Freewill学習塾としては、

地域の学力格差を広げず、子供たちの学習をサポートするために何をすれば良いか、

ここ2年、考え続けてまいりました。

 

 

Freewill学習塾では、以下の特徴的な指導を行うことで、

地域の子供たちの学習をサポートしております。

 

◎各学校の定期試験の徹底的な分析

Freewill 学習塾では毎回の定期試験を回収し、経験豊富なスタッフが内容を分析し、全校舎
で情報を共有しています。そうすることで、新学習指導要領の下でどのような定期試験が作成されているかを常に把
握できています。また定期試験2週間前に配布される「試験範囲表」を回収し、各学校の出題範囲に応じて指導内容をカスタマイズしています。

詳しくはこちらをご覧ください。

◎子供の自律を促すセルフマネジメント指導

 

個別に学習内容を設定したとしても、子どもたちがその内容を実施できなければ意味があ
ります。そこで Freewill 学習塾では、オリジナルの指導体系である「セルフマネジメント指
導」を行い、自律的・計画的に学習を進める力を養います。提出するだけになってしまいが
ちな学校ワークも、セルフマネジメント指導により、計画的に2周・3周こなせるようにな
ります。

詳しくはこちらをご覧ください。