Freewillからのお知らせ

子ども達との関係がよりよくなるコミュニケーション ~身体的ストロークと心理的ストローク編~

 

こんにちは!恵比寿校の小林です

 

今回は、前回の記事

子ども達との関係がよりよくなるコミュニケーション ~ストロークの紹介編~
の続きをお話ししようと思います。

 

前回は「ストローク」を紹介しました。

 

ストロークとは、

自分が相手に、または相手が自分に与える

言葉や態度のことで

その使い方や使うものによって

相手の心を元気にしたり、

落ち込ませたりする人間同士の関わりのことです。

 

そして、お子様とのコミュニケーションの際は

否定的ストロークよりも

肯定的ストロークの数が多いこと

で心の栄養が溜まっていくということを

お話ししました。

 

今回は2つのストロークをより具体的に

日常のどのようなものが

ストロークと言われるのかを

事例と共にお伝えします

 

ストロークは肯定的・否定的の中に

それぞれ4つの領域を

持っています。

そのうちの2つをまずはお話ししていきましょ

 

 

1つ目の領域は、「身体的ストローク」です。

 

身体的ストロークの肯定的なものには、

「握手をする」

「頭をなでる」

「ハイタッチをする」

「ハグをする」

など、

身体に触れることによって

心の栄養を与えるものがあります。

このストロークは、

「スキンシップ」という言葉で

言い換えることもできます。

 

スキンシップが大切だと言われても、

ハグなどは心理的なハードルが

高いかもしれません。

ですが、

握手をしたり、

肩をたたいて元気づけてあげたり、

背中をさすって慰めてあげたり

といった行為なら、

気軽にできるかもしれませんね。

 

Freewill学習塾では低学年の生徒さんたちと

このストロークを交換することが多いです

ハイタッチは思った以上に盛り上がります

 

ご家族であるからこそできる

身体的ストロークもあると

思いますので、ぜひ積極的に行ってくださいね

 

お子様にとっては

言葉による元気づけや慰めも大切ですが、

実はスキンシップによって

相手からの承認を受けることは

確かな心の栄養をお子様に届けるために

不可欠なことでもあります。

 

『子供の「脳」は肌にある(山口創 著)』

という本では

子どもの成長にとって

スキンシップがどれだけ重要か

ということを科学的に説明しています

 

ここまでが肯定的なものですが、

身体的ストロークには否定的なものもあり、

「叩く」「つねる」など、

相手が痛みを感じるような

肉体的な関わりがそれに当たります。

 

方法を間違えれば相手を傷つけ、

精神的なストレスを

与えてしまうことにもなりかねません。

 

2つ目の領域は、「心理的ストローク」です。

 

このストロークは、

言葉や態度を通して行われます。

身体的な触れ合いはありませんが

大きく相手の心に影響を及ぼすものです。

 

心理的ストロークのうち肯定的なものには、

「微笑む」

「挨拶をする」

「相手に共感する」

「いいところを褒める」

「相手の目を見て集中して話を聞く」

など、様々なものがあります。

 

それに対して否定的な心理的ストロークは、

「叱る」「注意する」「悪口を言う」

などがあります。

 

 

Freewill学習塾では、

肯定的な心理的ストロークを多く子ども達に向けて行う

意識をしています。

 

勉強だけでなく、

普段の様子を尋ねる会話においても、

ストロークは実践できます。

 

勉強の様子に対してであれば、

「丁寧に漢字が書けていて素晴らしい!」

「積極的に解説を読んでいてさすがだね!」

「時間をかけて取り組んでいて、よく頑張っているね!」

などその子のいいところをたくさん見つける言葉がけです

 

これら一つひとつは当たり前のことかもしれませんが、

それを伝えることで、

生徒さんの心の中に

栄養が少しずつ蓄えられていきます。

 

心に栄養が与えられているのは分からないのでは?

という疑問を持たれる方もいるかもしれません。

 

子ども達は、肯定的なストロークを受ける機会が

日常では実はあまり多くないため、

「少し細かすぎるかな」と思うくらいに

意識的にストロークをかけて

栄養を与えてあげるのが

とても大切です。

 

授業の中で生徒さんのよくできているところを、達成感が自信になるよう

できる限りたくさん伝えます!

 

 

心に栄養が与えられているのは分からないのでは?

という疑問を持たれる方もいるかもしれません。

 

でも、ストロークは数えることもできますし、

相手の反応から

自分のストロークが届いているかも

知ることができます。

 

例えば、こちらのストロークによって

相手が笑顔になる

これはストロークの交換を意味します。

子ども達は大人よりずっと

感情表現が豊かですので、

そのストロークが

心の栄養になったかどうかは

すぐにわかります

 

また、我々の日常の中で言うと、

今まであまり自分のことを

話さなかった生徒さんが、

いつもより多く自分のことを話してくれた

というような変化から感じることもあります

 

そして子ども達の心のつぼが栄養で満たされると

それが勉強の質への変化や

我々に向けてくれる眼差しへの

変化にもつながっていきます

 

Freewill学習塾では

日々のコミュニケーションの中で

できる限り子ども達の心のつぼを

栄養で満たすべく

ストロークをたくさんかけることを

心がけています。

 

ストロークは与えた分、

返ってくることもたくさんあります。

時にもらいたいんだなと感じること、

自分もほしいなと

思うこともあります。

 

相手のそのときの心の状態や

自分の心の状態によって

ストロークは様々な形で

互いに交換することができます。

 

ストロークを意識すると

相手のことをよく見るようなりますし

自分のことも考えるようになります。

 

すると自然とコミュニケーションは生まれますし

ストロークの回数も自ずと増えてきます

 

忘れてはいけない大事なことは・・・

「肯定的ストロークの数が

否定的ストロークの数を

常に上回っている」

ことでした

 

この意識がお子様との関係を

よりよくすることに繋がっていくのです

 

ぜひ日々お子様の様子をじくりと観察し、

どんな小さなことでも構わないので

気づいたいいところは伝えてあげてくださいね。

 

様々な場所からのストローク、

我々とで言えば

塾とご家庭の両面からお子様へのアプローチが

お子様のより豊かな成長に結びつくと考えます

 

今回は、ストロークの4つの領域のうち

2つをお伝えしました。

次回がストロークについてのお話の最終回です!

残り2つの領域

「条件付きストローク」と「無条件のストローク」

についてお話しします。

 

 

投稿日時:2018-06-05 19:30:00