みなさんこんにちは。恵比寿校の福田です‼

最近、折り畳み傘を新調したら☔

雨の日がほんの少しだけ楽しみになりました😄

みなさんもジメジメしたこの季節、気分転換に、

傘やブーツなど小物を新しくしてみたらいかがでしょうか✨

さて、今回のブログは気持ちが大きく変化して、

テストの点数を大幅に上げた中学3年生のお話です。

中学3年生のA君は1年生の時から通塾しています。

素直な性格で、分からないことを積極的に質問する彼は、

少しずつ成績が上がり始めました。

しかし、2年生になったとき新型コロナウイルスが流行した関係で、

彼は渡航先の海外で長期間の滞在を余儀なくされ、

学校に通えなくなってしまったことがありました。

２年生の終わり頃にようやく帰国ができて学校へ通えるようになったのですが、

定期テストはどの科目も50～60点で、すっかり自信を無くしてしまいました。

勉強してもダメだったら嫌だな

今年の3月に彼と話をしたところ

「もし勉強してもダメだったら（成績が上がらなかったら）嫌だな」

とつぶやいていました。

勉強が満足にできない環境で過ごした後のテストで

今までより悪い点数を取ってしまったA君は、自信を失っていたのです。

そして、勉強をやろうと思えばいくらでもできる環境に変わったため

「勉強をしたくても出来なかった」という言い訳もできなくなりました。

それがプレッシャーにもなっていたようです。

これらの複雑な心境が、学習にブレーキをかけている状態でした。

そこで、彼にはいろいろな方法で勉強に関する刺激を与えることにしました。

気持ちが前向きになれば、もともと真面目で素直な彼なら

学習への取り組みも変わるはずだ、と考えたからです。

少しづつ変わっていく意識

4月になり新学期が始まると、

Freewill学習塾の元生徒でもある松下先生が

A君を担当することになりました。

私は松下先生に2つのことを依頼しました。

「単元の中にはほとんど理解できていないものがあるかもしれないので、彼の理解度をよく観察してください」

「高校や大学について、自分の体験談を伝えてあげてください」

A君に合わせて丁寧に進む授業で、A君は１つ１つ「できる」単元を増やしていけるようになりました。

また、松下先生の体験談を聞きながら、自分の進路についても考えるようになりました。

勉強への自信を少しずつ取り戻し、自分の将来についても意識が向き始めたA君は、

授業のたびにモチベーションがあがっていく様子でした😄✨

また、A君にはもう一つプラスの刺激がありました。

それは一緒に勉強をする友だちです。

A君は、同じ学校に通っている友だちと塾に来てくれていました。

「試験期間は、授業より早く来て、一緒に勉強したらどう？ 」

私はA君に提案すると、素直なA君はさっそく友だちを誘って自習に来てくれました。

「疲れたな…」と思って挫けそうになっても、友だちが自習する姿をみて、気持ちを持ち直していました。

このように多方面から色々なアプローチをしていった結果、

A君の中で勉強のスイッチが入りました。

以前は、後回しにしがちだった学校の提出物を試験1週間前には終わらせる。

そして、試験週間前には毎日塾に来て勉強する。

誰かに言われるまでもなく、自分でこれらのことを決断して実行に移したのです。