恵比寿校 世田谷校 Freewillブログ 中目黒校 祐天寺校

2023年5月10日

子育て講座第1弾!思春期の子との関わり方

こんにちは!中目黒校の跡地です。

 

先日はGWでしたね!

みなさんはどんなお休みを過ごしましたか?

 

私は親の実家へ帰省しました。

祖父と会うのは約1年ぶりくらいでしたが、

会うと毎回話してくれる戦時中の教育話に耳を傾け、

電気を変えたり掃除機をかけたり、

キッチン周りの掃除をするなど、

祖父孝行ができたGWとなりました。

 

このGWでお子さんと接する時間が普段よりも多くなり、

コミュニケーションもいつもよりたくさんされた方も多かったのではないでしょうか。

ただ、思春期真っ只中の子たちはなかなか話してくれないこともありますよね。

Freewillでもよくそのようなお話を聞くことがあります。

 

今回はそんな思春期のお子様との関わり方について、

塾長柴山の著書「子にかける 子にかけない」より、

一部抜粋してお話ししたいと思います。

 

 

大人が変われば子は伸びる

 

思春期のお子さんをもつ保護者の方から

 

「一生懸命子どもと向き合おうとしているのに、うまくいかない。」

「気持ちはいっぱいあるのに、どうしていいかわからない。」

「なんでわかってくれないんでしょう。」

 

といったお悩みをお伺いすることがあります。

 

お子さんのことを本気で想うからこそのお悩みかと思います。

 

ただ、伝えようとするあまり、お互いイライラしてしまうことも

少なくないかもしれません。

ネガティブな感情同士のぶつかり合いはできるだけ避けたいものですよね🍀

 

お子さんがよりよく成長するためのアドバイスやサポートをしたいのに、

何だか上手くいかない。

 

そんな時はぜひ一度立ち止まってみてください。

 

実は大人が子どもへの接し方を変えるだけで、

子どもは気持ちよく伸びていけることもあるんです。

 

これから話す「接し方のコツ」

もし親子関係で悩まれていることがあれば、

参考にしてみてください。

 

『植物に見立てた5つのステージ』

 

お子さんと接する上で、

意識したい大切なポイントは何だと思いますか?

 

それは、

「子どものステージを知る」

ことなんです。

 

今いる子どもたちのステージによって、

「大人の正しいあり方」

も変わってきます。

 

植物に見立てて、

子どもたちを5つのステージに分けて考えてみます🌱

1、種

2、芽

3、幹

4、花

5、実

それぞれのステージによって、

必要な役割と接し方が、変わってきます。

 

・種のときは、子どものための環境づくりが重要で、

 大人は種を包み、愛情をかける。

・五感の養成が重要な芽の時期には、

 大人は芽に手をかけ、さまざまなことをおしえる。

・幹になると、大人は見まもり、目をかけ、自律をうながす。

・花が咲いたら、そのがんばりをみとめ、言葉をかけ、

 子どもに自信をつけてあげる。

・子どもが実をつけるころには、自由な意志を尊重し、

 心に懸け、よろこぶことが大人に求められる。

 

▲「子にかける 子にかけない」p57より抜粋

 

 

 

目の前のお子さんは、今どのステージに立っていますか?

 

もしかするとまだ環境を整え、色々なことを吸収すべき

種や芽の時期かもしれません。

 

実はもうたくさんのことを知っていて、自律しようとしている

幹の時期かもしれません。

 

目の前のお子様の「いまココ」がわかると、

どう接することが次のステップへの近道かが見えてきます。

 

重要なのは、

これらのステージが、

個々に独立しているわけではないということです。

ステージごとに大切なテーマがあって、

その1つ1つが子どもが次のステージに進むために必要な準備」になっています。

 

「もうこのステージになっているはず」

「さすがにもうこんな年齢だし」

 

そういった思い込みや決めつけには注意が必要です。

年齢ではなく、その子の「いまココ」を知って、

そのステージに合った接し方をすることが大切です。

 

 

勉強してほしい、本を読んでほしい、夢を持ってほしい、

そういった思いも

根本はお子さんに幸せになってほしい

という想いから出てくる言葉かと思います。

 

 

幸せになるためには

「今のステージだったら・・・」

勉強についてだったらどう伝えたらいいだろう

夢についてだったらどう伝えたらいいだろう

こんな風になってほしいという気持ちはどう伝えたらいいだろう

 

と考えながらお子さんと話してみると

これまでと少し違った接し方ができるかもしれません✨

 

▲「子にかける 子にかけない」p132より抜粋。

ぜひお子様の今の場所に丸をつけてみてください。

 

 

我々「Freewill学習塾」は、

日本の画一的な教育システムへの疑問と反省から生まれた、

受験に合格することだけを目標にしない塾です。

もちろん受験に対しては真摯に全力で向き合います。

 

受験で合格すること、幸せな受験をすることを絶対条件として、

その中で、

子どもたちが自分の意志で自由な未来を描くことができるよう✨、

「人造り」のお手伝いをさせていただければと思っています。

 

今回は、お子様の状態を5つのステージに分けて考える、

という内容でお話ししました。

 

次は「自律」に向けたお子様との関わり方について書きたいと思います。

 

お子様との関わり方につきましてご不安なことがございましたら、

お気軽にご相談ください。

いつでもお待ちしております。😊

 


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