こんにちは、恵比寿校の西川です
雨の日が続きますね
秋に降る雨:秋雨(あきさめ)は、「秋の長雨」とも言われ、しとしと弱い雨が長期間続くという特徴があります。
南にある夏の暖かい高気圧と、北にある冷たい高気圧がせめぎ合って停滞前線となり、長い雨を降らせるのですね。
このような天気の仕組みについては、
中学2年生の理科(地学分野)で詳しく勉強できます。
日常生活の様々なところに、学習のヒントが落ちていますね
さて、恵比寿校では、3学期制の生徒さんの2学期中間テストが返ってきはじめています。
(学校によっては、まだテスト期間のところもあります。)
先日、ある高校生の生徒さんが、「数学でクラストップだったよ!」と嬉しそうに報告してくれました
普段から宿題を一生懸命こなし、がんばってくれていたので、結果が出て私もとても嬉しかったです
一方で、点数が変わらない生徒さんもいます。
本日は、このようなケースについてお話したいと思います。
お子さまの成績が、前回と比べてあまり変化していないとき、どのように感じますか?
「勉強していない」
「がんばっていない」
「努力が足りない」
つい、そのように感じてしまいますよね
しかし、本当に彼らは勉強していないのでしょうか?
成績をキープしているということは、維持できるだけの勉強・努力はしていた、のではないでしょうか。
前回と全く同じテストを受けているわけではありません。
本当に勉強していなければ、0点のはずです。
もしかすると、前回以上に一生懸命勉強したけれど、とても苦手な単元だったのかもしれません
私どもは、まずは結果よりも、それまでのプロセスにこだわります。
しっかり自分で勉強している姿を見ていれば、その行動は褒めて承認します
もちろん、その頑張りが結果に表れてくれたときには一緒に喜び、次の目標をまた考えます。
ただ、頑張りと結果が絶対的に比例はしない場合もあります。
そんな時は「がんばって勉強した」という事実を肯定してあげることをまず一番に考えています。
勉強するという行動に対して少しでも前向きになってもらいたいからです。
そして、伸びなかった原因を一緒に見つけ、次のテストで上手くいくようにアドバイスするようにしています。
今回のテストに対し、どれだけ自分で勉強していたか
点数を落とした原因は何だったのか
次回の目標点数に向けて、どのように行動していくか 等
様々な視点からアプローチします
最初は一緒に考えますが、これを繰り返すことで
だんだんと自ら自分へのアプローチ方法や
自分に合った勉強方法に気づくようになります
その繰り返しが本当にしっかりできれば、
必ず芽はでるということを我々はこれまで
たくさん見てきました
その場、目の前の試験の点数や成績を
どうしても見てしまいがちですが
将来を見据えたとき、今身につける習慣や行動は
それが自分自身をつくりあげていくものとなるため
実はとても大切なのです
みなさまもぜひ、「結果」だけではなく、お子さまの「行動」にも目を向けて見てください