恵比寿校

2018年10月22日

読書感想文の意義

 

こんにちは!恵比寿校の小林です😊

 

今回は、Freewillで行っている読書感想文のイベントについてお話します!

 

Freewillでは、1年に4回、小学生を対象に読書感想文のイベントを開催しています📖

 

このイベントでは、まず塾で指定した本を読んでもらい、

考えたことを文章で書いてきてもらいます。

 

そして、それを模造紙にまとめてもらい、

発表会で考えたことをみんなの前で発表してもらう、というものです🌟

 

このイベントの目的は、文章を読む習慣をつけてもらうこと、

そして自分の意見を言葉でまとめ、

それを伝わるように表現する力をつけてもらうことです。

 

今の時代、社会は様々な情報や知識で溢れています。

 

たくさんの情報がすぐに得られるという点では、

とても便利な世の中ではありますが、

一方で誰がどんな意図で発したのかもわからないような

情報や知識に惑わされてしまい、

本来の自分の考えを見失ってしまったり

何が正しいのか判断がつかないということに陥りがちです。

 

そこで、小学生のうちから他人の書いた文章を読み、

それに対する自分の考えを述べたり、それを表現したりする練習をすることで

はっきりと自分の考えがわかったり、相手の意図していることを

正確に読み取る練習をしてもらっています✨

 

その練習を積むことで、社会の中で自分の考えを上手に表現できる人になれる、

と私は考えています。

 

 

とはいえ、読書感想文を書くのが苦手で、

何をどう書いていったらわからないというお子様の声もよく耳にします。

 

Freewill学習塾では、そんなお子様でも自分の考えを順序良く書けるようになるための、

ある道具を用意しています✨

 

それは、Freewillお手製の「読書感想文 完成シート」です!

 

こちら!「読書感想文 完成シート」です^^

 

この完成シートというものは、感想文の土台となるもので、

このシートが完成すると読書感想文に何を書けばいいかが

明確になっているという、子供達のお助けマンです💪

 

完成シートの中身を少し紹介します。

 

例えば、次の文章に〇〇に当てはまるように書いてもらいます。

 

「この本で最も印象に残ったのは、次の場面です。

それは、〜です。なぜなら、〜だからです。」

「私が、もしその場面の中にいたら、〜という行動をすると思います。

なぜなら、〜だからです。」

「私は、この本を読んで次のようなことを学びました。それは〜ということです。」

 

実際に生徒さんたちは、この完成シートの土台に合わせて、

感想文を2、3ページの分量で書いてきてくれました。

 

書いてきてくれた感想文を読んでみると

自分の考えがしっかり書けている文章ばかりで、

特に「学んだこと」はこんなに素晴らしいことを考えているのか

と関心するものばかりでした☺️

 

例えば、『十五少年漂流記』を読んだを小学6年生の生徒さんは、

「無人島での少年たちの様子を見て、困っているときには

お互い助け合って生きていかなくてはいけないなということを学びました。」

と書いてきてくれました。

 

また、『ドリトル先生 アフリカ行き』を読んだ小学4年生の生徒さんは、

「今まで動物のことは興味が無かったけれど、動物と話せるドリトル先生を知って

動物についてもっと知りたいと思うようになりました。」

と書いてきてくれました。

 

その他の生徒さんも、物語の内容を理解し、自分の考えを書けていました🍀

 

感想文の次は、書いてきてくれた文章を模造紙にまとめ、みんなの前で発表です!

 

 

恵比寿校での第1回読書感想文の発表会の様子です!

 

発表会では、人前で自分の考えを述べることに慣れてもらいたいということ、

また、周りの考えを聞くことで自分の中にはなかった発想が

新たな発見につながれば嬉しいと考えています👍

 

今回の発表会でも、読んで一生懸命考えてくれた自分の意見を

みんなの前で自信を持って発表してもらいたいと思います🎵

 

 

 

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