世田谷校 中目黒校

2018年10月3日

ある日、塾の玄関にて

こんにちは😄

世田谷校の井口です。

 

今回は先日起きた嬉しい出来事についてお話ししたいと思います。

 

先日、授業と授業の合間の5分休みのことでした。

私はたいていその時間は、

授業を終えて帰宅する生徒さんを見送ったり、

来てくれた生徒さんを出迎えたりするために

玄関にいるのですが、その玄関で、あることが起こりました

 

 

 

いつもここで生徒さんの出迎え・見送りをします!

 

 

授業を終えた中学1年の女の子(Aちゃん)が

靴を履いて帰ろうとしていました。

靴を履いたのに、もう一度しゃがみなおして何かしているので、

「Aちゃん、なにしてるの?」と聞ききながら覗いてみると、

 

「みんなの脱いだスリッパが乱れてるから直してるの」

 

と言いながら、スリッパを並べ直してくれていました。

 

 

 

私はその時、「おお、やっぱり!」と思いました。

どういういことでしょうか?

 

 

私は以前、長い間Aちゃんの授業を担当していました。

Aちゃんは比較的ズバズバものを言う子で、

他人に対する意見、疑問や不満も包み隠さず話してくれていました。

(余談ですが、私はそれを聞きながら「とてもいい感性を持っているな!」

と思い、それは本人に何度も伝えていました。)

 

もし私とAちゃんが話しているのを傍から見ると、

「とても気が強く、我が強い生徒さんだなあ」

思うかもしれないですが、直接話していた私は、

学校の話や友人関係についてAちゃんの言葉の節々から、

 

「この子はとても他人のことを考えて行動してあげられるんだな」

 

という印象を受けていました。

本人の口から明確にそれを裏付ける言葉を聞いていたわけではないのですが、

そう推測していました。

 

そして、今回の「おお、やっぱり!」です。

つまり、今回の玄関での出来事は、この私の推測を確信に強めたのです。

 

きっちりそろっていると、入ってくる人も気持ちがいいですよね!

 

 

Aちゃんより先にスリッパの乱れに気づけなかった自分に恥じ入りつつ、

「そうだね!先生もやる!」といって、一緒にスリッパを並べ直しました。

「Aちゃん、他人のことを考えられてすごいなあ」と帰り際に伝えると

「別にそんなことないし」と言いながらも、

いつもより笑顔になって家に向かっていきました。

 

普段の授業では直接は見えないにしても、

垣間見える生徒さんの良いところが、

授業の外のかかわりで見えるようになる。

 

塾は勉強を教えるところですが、

こういった「いいところ探し」を欠いては

生徒さんに情熱をもって接することはできず

信頼関係は築けないと思っています。

 

これからも生徒さんの「いいところ」を

見つけてはお話したいと思います✨

 

 

今日も生徒さんの様々な表情を見るのが楽しみです🎵

 

 

 

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