恵比寿校 Freewillブログ

2022年1月5日

冬期講習の成長〜先輩の背中を見て〜

みなさんこんにちは!恵比寿校の福田です。

1月に入り、雪が降りましたね。❄

電車は遅れるし、路面は凍って転びそうになるし、困ったものでした💦

しかし、教室に来る生徒さんたちはニコニコ。

塾の入り口に積もった雪を触って「冷たい!」とはしゃぎ、

「早く帰って雪だるま作りたい」と元気いっぱいでした。⛄

気温は低く寒い一日でしたが、子どもたちの嬉しそうな様子に心が温まりました。

 

さて、12月22日から始まった冬期講習は

クリスマス、お正月と子供たちにとっては楽しいイベントをはさみながら

あっという間に、終わったように思います。

 

今回は、冬期講習でのある受験生についてのお話です。

 

冬期講習の様子。理科、社会はグループレッスンもしています。

 

 

 

書くのが難しい記述問題

 

小学6年生のA君は入塾から中学受験を目指して勉強していました。

4年生から受験用のテキストを使い学習を続けていましたが、

中学受験はまだまだ先、と思っていたのか、

宿題をサボりがちで、なかなか学習習慣が身につきませんでした。

そのため、6年生になってもなかなか思うように成績が伸びていきませんでした。

 

特に苦手としていたのが、国語の記述問題です。

授業でも宿題でも選択問題だけを解いて、

記述問題は1文字も書かずに、「わかりません」と

早々とあきらめるのが続いていました。

 

自分の意見や、人物の気持ちを自分の言葉で表現するのに

苦手意識が強く、記述問題に抵抗がありました。

 

演習後の解説では、文章内容の理解はできているので、

少しでも書かせることを続けていけば

書けるようになると信じて、授業を続けていきました。

 

そしてようやく、6年生の10月頃から正答率が少しずつ上がり始めました。

私は、いまがチャンスだ!と捉え、

「中学3年生の高校受験の勉強する姿を見せて、さらにやる気を持たせよう」

と、考えました。

 

中学3年生が勉強している姿が見える位置で自習ができるよう、

意図的に席を案内するなど働きかけていきました。

 

 

 

少しずつ意識が変化

 

受験勉強をする中学3年生の様子を見て刺激を受け、

A君の勉強に対する取り組みがはっきりと変わっていきました。

 

苦手としていた記述問題も、諦めずに一生懸命書くようになり、

だんだん解答のポイントをつかむことができるようになってきました。

 

そして、12月になり、いよいよ冬期講習が始まりました。

受験生は、過去問を解き、今までの勉強の成果をチェックする時期です。

 

冬期講習は演習中心。みんな集中して取り組んでいます。

 

 

A君も第一志望の過去問に挑戦していきました。

毎回、得点を計算して確認することで

「1点の重み」を意識するようになり

回答欄に空欄がなくなっていき、得点が伸びていきました。

 

そして、なんと過去最高の95点を取りました。✨

 

過去問に挑戦する様子。

 

おもわず「すごい!やったね!」と声をかけるとA君は

 

「いや、漢字間違えちゃったんでまだまだです…」

 

と反省点を口にしました。

照れ隠しもありつつ、自ら課題点を見つける様子に

確かな成長を感じて感動しました✨

 

 

もうすぐ入試本番を迎えるA君をはじめ、

受験生みんなを最後までサポートしていきます。

 

今後ともよろしくお願いいたします❗️

 

 


<Freewill学習塾 公式LINE@>
ブログの更新情報や無料イベント情報をLINEで通知します!
みなさん、ぜひ「友だち追加してください✨

友だち追加