数学やや難化？？2023年都立入試

さて、

細かな分析は後日しっかりと行うのですが、

受験当日、

試験を終えた生徒さん達が校舎に来て、

数多く口にしていたのが、

「数学できなかった」でした。

15年分の過去問では、

毎回8割以上の点数をとっていた生徒さんでも、

自己採点では70点と、

芳しくなかった様子。

パラパラと問題を見た感じでは、

比較的簡単そうな見た目をしているだけに、

得意教科で稼げなかったことが悔やまれます。

また社会を見てみると、

本当に細かなところまで問われる問題が出題されており、

ただ教科書の太字を暗記するだけでは太刀打ちできないな

と思わされる今年度の都立入試でした。

ただし全体の感じとしては、

例年通りの傾向と変わりはありません。

実は学校の定期試験よりも、

都立入試の方が対策しやすく点もとりやすい

ということをご存知ですか？

学校の定期試験は、

学校の先生が作るため、

複数人で教えている学校であれば毎回傾向は違いますし、

1年ごとに先生が変わる学校も少なくありません。

その先生の特徴をいかに早く掴むかが対策の鍵になります。

しかし都立入試は、

ここ10年以上、傾向に大きな変化はありません。

なので英語や国語の問題には解くコツがあり、

それさえ知ってしまえば、

読み取り問題ではなくテクニック問題になってしまうのです。

今年度もそれを活用し、

自己採点ではありますが杉並高校を受けた生徒さんが、

国語で90点を取ってきました！

また理科では例年の傾向を鑑みて、

ずばり一部出る分野を当てることにも成功しています。

こうしたテクニックや傾向を伝える

「入試特訓講座」(詳しくはこちら)。

今年度もみんな全力で頑張ってくれました。

では、いよいよ合格報告をしていきます！

中目黒校合格報告！

都立駒場高校　合格！

都立雪谷高校　3人合格！

都立杉並高校　2人合格！

都立大崎高校　2人合格！

大島海洋高校　合格！

八王子桑志高校　合格！

国士舘高校　合格！

新渡戸文化高校　合格！

品川翔英高校　合格！

以上が今年度の第１志望合格実績です！

結果としましては、

16名中13名が合格を勝ち取ってくれました。

4月頭にはbe動詞と一般動詞が何かわからないという生徒さんがいたり、

9月頃にもう塾を辞めると言い出す生徒さんもいたり、

そもそも高校には行きたくないという生徒さんがいたりなど、

生徒さん達には恐らく色々な苦悩や葛藤があった1年間だったと思いますが、

皆本当に最後の最後まで頑張りました。

無事こうして送り出すことができて感慨深いです。

また残念な結果になってしまった生徒さんについては、

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

「あの時もっとこんな声がけしていれば」

「あの時もっと厳しくしておけば」

等々悔やんでも悔やみきれない想いは尽きません。

生徒さんは本当に頑張ってくれました。

だからこそ、ここでくじけることなく、

高校生活を悔いなきものにしてほしい想いは、

合格した生徒さんよりも強いです。

私自身も、高校受験では第１志望に落ち、

滑り止めの私立に通わせてもらった身なので、

生徒さんの気持ちはよくわかります。

残念な結果になってしまった生徒さんには、

特に側で寄り添いながら、

高校に向けて準備をしていきます。

1年間の頑張りと、

悔しい思いを知っているからこそ、

ここから1ヶ月で、

さらに飛躍的に伸ばすことができます。

今後の高校生活に期待です。

▲高校部も含めたFreewillの合格速報は、教室前に掲示されています！

高校受験はゴールではなく始まり

自己採点をしている時なんかに生徒さんから、

「やっと終わった〜」という声を耳にしました。

気持ちは痛いほどわかりますが、

敢えて私はこう返していました(笑)

「終わりじゃないよ、始まりだよ」

まさに言葉の通りで、

彼らは高校受験を通して、

誰しもが一歩大人へと成長しました。

高校受験は大人の世界への始まりなのです。

ここをゴールと捉えると、

急に糸が切れて勉強しなくなり、

迫る高校内容に対応できず苦しい日々を送ることになります。

Freewillでは「高校準備講座」が始まっています。

”受験で終わり”ではなく、

その後までも、

ずっと先を見据えて指導させていただきます。

受験という一区切りはつきますが、

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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