こんにちは、世田谷校の遠藤です!
社会に大きな変化がある際に多くの言葉が生まれます。
以前お話しした「ソーシャル・ディスタンシング」という言葉もその一つ。
そしてまたその言葉も、
社会の流れに応じて新しい言葉へと更新されていくようです。
最近、WHO(世界保険機関)は「ソーシャル・ディスタンシング」の代わりに、
「フィジカル・ディスタンシング」という言葉を用いるようになりました。
日本語で「物理的距離」を意味し、
物理的に距離を置きつつも人との社会的繋がりを保とう、
という意図があるようです。
そうした言葉に呼応するかのように、
先週の日曜日には、名だたる世界的アーティストが結集し、
コロナウイルス対策支援コンサート「One World: Together At Home」🌎
というイベントが開催されました。

ポールマッカートニーも参加していました!
外出自粛という厭世的な雰囲気から一転して、
今週も頑張ろう!と思えるライブでした!
Youtubeで視聴できるので、興味ある方はぜひ見てみてください🎶
さて、私たちFreewill学習塾も繋がりを強固にすべく、
今週も新たな取り組みを行なっています。
その名も「オンライン生徒面談」です!!🌐
なぜ「オンライン生徒面談」を行うのか
先週一週間を通して感じたのは、
子供たちが意識的に時間を活用できていないということです。
オンライン授業の中でも、各講師生徒に追加で課題を出したり、
主体的に何かに取り組めるような声掛けを行なっております。
ただ、新年度を休校中に迎えてしまったためか、
多くの生徒が新学年の意識があまりないように感じられます。
特に、今年度受験をされる生徒さんたちは、
しっかりとした目的意識を持って勉強していかないといけません🚀
そのため、毎年この時期は生徒さんと一対一で時間をとり、
将来の夢など大きなヴィジョンを描き、
そのためにこの一年をどう過ごしていくかを話し合う機会を設けています。
今回は、新型コロナウイルスの影響で対面での生徒面談ができません。
しかし、こういう時だからこそ、将来を見据え、
現在の不安を取り除くための指針を示してあげることが大切であると考えます。
2020年4月 〇〇校 生徒面談シート
オンライン生徒面談を実施した結果
今週、さっそく私が中学1年生の男の子と生徒面談した際の様子を紹介します。
最初、彼も多くの中1同様、まだ中学生になった実感が持てていないようでした。
彼は将来、プログラミングなどを活かした仕事をして暮らしたい、
という漠然とした夢を持っていました。
そこで、僕はこう質問しました。
「仕事ってほかの人に求められるもので成り立っているよね。
これからどんなものが人々に求められると思う?」
すると、彼は少し考えてからこう答えました。
「今みたいにコロナウイルスの影響で家にいても楽しめるようなゲームが求められていくと思います。」
「それは、人々が一人で遊ぶゲームではなくて、みんなと繋がれるゲームを求めているということかもしれないね。じゃゲームを通してどういう将来を作りたいかな?」
僕がそう返すと、
「みんながゲームで繋がって幸せになれるような将来がいいです。」
という具体的なヴィジョンを描いてくれました。
そして最後に、
そういう将来のために新年度をどう過ごそうと思ったか尋ねると、
「SNSなどを通して今、世の中で何が起こっているかを知っておきたいです」
という中1とは思えない言葉が返ってきました😆
中学生になるという自覚は、これまでの社会とは別の社会を知るということです。
そう考えると今回の生徒面談で彼は、
もっと大きな視点でこの新年度を自覚的に過ごしていけるように思いました。
オンライン生徒面談という本来とは違った形でのアプローチをしたことで、
教室で行う日常の合間の生徒面談とはまた一味違った形で、
子供たちの現在の認識を変えるきっかけとなってくると考えております。
今後もオンラインの利点を活かし、このような状況下でも、
子供たちとの繋がりを密にしていく取り組みをしていきます!
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