みなさんこんにちは‼
恵比寿校の福田です。

6月の上旬にもかかわらず、夏を思わせるくらい暑い日がありますが、
いかがお過ごしでしょうか。😅
私は毎日アイスを楽しんでいるところです。🍨

２期制の公立中の多くが6月に中間試験を行います。

Freewill学習塾では試験の3週間前からテスト対策を始めているので、

現在、恵比寿校ではたくさんの生徒が試験対策で問題演習をしています。

今回のブログは中学1年生の女の子、Aさんのお話です。
初めての定期試験に向けて頑張っているところなのですが……。

算数なんて大嫌い

小学生の頃から通塾していたAさんは

算数への苦手意識が強い生徒でした。

面積の問題では図形を丁寧に書き、

公式をきれいな字でノートにまとめるのですが

無意識に問題を解くことを避けている様子。

ノートの完成に時間をかけすぎて、

肝心の公式を覚えるのが疎かになっていました。

公式を覚えていないので、問題を解いてみると間違ってしまい、

更にやる気がなくなっていくということもありました。

「なんで算数やるの～。将来必要ないじゃん」

と、投げやりになることもしばしばでした。

中学生になるタイミングで、

なんとかして苦手意識を払拭させたいと思った私は、

３月にAさんに声をかけました。

「中学生になったら定期テストがあるのは知ってるよね。

最初のテストで良い点が取れれば自信になるよ。

早めに勉強を始めておけば絶対成功するから頑張ろう！」

この時のAさんは「うーん」と乗り気ではありませんでした。

しかし、私はAさんは絶対に変われる！と予想していました。

なぜかというと、

・中学生の最初のテストはどの学年も計算が中心で比較的簡単である

・算数が苦手とはいえAさんは計算の宿題はコツコツ続けていた

というポイントがあったからです。

これらの点を考えると、苦手克服の可能性は十分にありました。

中学校生活、スタート！

算数への苦手意識が強かったため、

中学にあがる前から早めに数学の先取り勉強を始めましたが

授業のペースは「ゆっくり着実に」を心がけました。

そして4月になり、中学校生活がスタート❗️

余談ですが、４月のAさんは、

我々講師たちはもちろん、ご家族も驚くことに

男子に交じって野球部に入りました。⚾

「今までやったことのないスポーツがやりたい!」

とチャレンジ精神旺盛な姿も見ることができました😊✨

新生活で気持ちが前向きになり、慣れない部活で疲れていても

常に明るく授業を受け続けてくれました✏️

数学が楽しい！

5月になり、Aさんから今まででは考えられない発言がありました。

この日も、彼女はいつも通り明るくハイテンションで授業を受けていました。

すると突然、

「先生、最近数学が楽しいです。」

と言ってくれたのです。

びっくりした私は

「ええっ！急にどうしたの。」

と思わず訊ねました。

「塾で先取りできているから学校の授業がよく分かるんです。
　だから塾も学校も楽しいです！！」

とのこと。

Aさんの言葉に、私は彼女以上にテンションが高くなりました🎶

授業の最後に見せてくれたノートには

指示した通りにきれいに書かれた途中式が残っていました。