Freewillブログ 中目黒校

2021年7月25日

読書感想で身につける国語力

みなさん、こんにちは!中目黒校の鈴木です。

 

蒸し暑い日々が続きますね。

生徒さんからも、プールの話を聞くことが多くなり、

夏の始まりを感じています🏊‍♀️

 

今回は夏休みを目前にし、

小学生の生徒さんが5月から約2か月間かけて取り組み完成させた

読書感想文イベントについてお話します📖

 

ステップ・バイ・ステップで進める読書感想文

 

みなさんも一度は取り組んだ経験があるであろう読書感想文。

大人になった今なら、本を読むことの大切さも分かりますが、

私が小学生の頃、夏休みの宿題で一番取り掛かりにくいのが読書感想文でした😅

 

読書感想文では、本を読むだけでなく、

読んだ後に自分の考えをまとめる作文の段階があります。

日頃の授業で文章を読み理解することはあっても、

自分の考えを文章をもとに作文としてまとめることは多くありません。

 

作文としてまとめることに慣れていない状態で、

年に一度本を丸々1冊読み、感想を書けと言われても

どうしたらよいか分からず、やる気が出ないのも当たり前です。

 

そこでFreewill学習塾の読書感想文の取り組みでは、

本を読んだ後に直接原稿用紙を書き出すのではなく、

「完成シート」というワークシートを活用します。

 

「完成シート」では、

本を選んだ理由から、印象に残った場面、何を学んだかまで、

いつもの国語の授業で取り組むような穴埋め問題感覚で感想文作成に取り組みます。

 

表紙にはいつまでに取り組むか生徒さんと約束して書き込みます。

 

3、4年生には、穴埋めクイズ形式で楽しく取り組めるワークシートになっています。

 

5、6年生は3、4年生での経験をもとに、より自由に書けるようにしています。

 

この「完成シート」を完成させた後に、生徒さんには原稿用紙を配布します。

完成シートを終えた生徒さんたちは、もうすでに書く内容が手元にあるので、

原稿用紙に怯むことはありません💪

 

書いて学ぶ!原稿用紙の使い方

 

今回、初めて塾の読書感想文に取り組んでくれた小学4年生のJちゃんとKちゃん。

二人も完成シートにしっかり書き込み、いざ原稿用紙を書く段階にきました。

二人は仲が良く、一緒に塾に来て自習スペースで感想文に取り組んでいました。

 

Jちゃん

「先生、ここ(章のタイトル)の鉤括弧は行を変えなくていいの?学校で作文の時は行を変えたよ🤔」

 

鈴木

「いいポイントだね!」

 

その質問を聞いていたKちゃん

「これは本の中にある章のタイトルだから、行変えなくていいんだよ👌」

 

鈴木

「その通り!登場人物が直接話した言葉を書くときは鉤括弧を使って改行するんだったね。でも、本のタイトルとか、Kちゃんのみたいな章のタイトルは二重鉤括弧を使って改行はしなくて大丈夫!」

 

その後も学校で習ったことをしっかりと踏まえ、原稿用紙の使い方に気を付けて、

きれいな字で清書をして感想文を書きあげてくれました👏

 

原稿用紙の使い方以外にも、何度も読み直し、書き直すことで、

より読みやすく、思いが伝わりやすい文章を作り上げたJちゃんとKちゃん。

その目に見えるほどの表現力の成長には驚かされました😳

 

文章を読み、理解し、自分の考えをまとめる国語力は

全ての教科の基礎となる重要なスキルです。

特に中学入試において記述問題の重要性は高まっており、

その傾向は大学入試でも見られます。

 

Freewill学習塾では、

この読書感想文の「完成シート」と自習でのフォローアップを含めた取り組みを通して

生徒さんの読解力だけでなく表現力もサポートしていきます。

 


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