みなさんこんにちは❗
恵比寿校の福田です。
まだまだ残暑が厳しい中いかがお過ごしでしょうか💦
今回は「暑い」ではなく、「熱い」気持ちのお話です。
みなさんの中には
うちの子試験前なのに全くやる気が感じられない
テスト勉強をしている様子が見られない
とお悩みの方がいるかもしれません。
どうしたらやる気が出るのか、行動が変わるのか。
ある中学3年生についてのお話が、ヒントになるかもしれません。
夏期講習前に入塾してきたS君は、中学1年生のころから勉強をサボりがちだったので
そのころから勉強が苦手になっていきました。
何とかしないと、と思い通塾を始めました。
夏は基礎を徹底的に
S君は、初めの頃は進路についてのこだわり・目標もなく
「いけるならどこの高校でもいい。いまの実力で行ける私立なら楽そう😏」
と言っていました。
このようなタイプの生徒さんで注意しなければならないのは、
周りがどんどん真剣に勉強し、志望校に向かって頑張る姿に影響されて
取り返しのつかない時期になってから「本当に行きたい学校」を見つけてしまい
これまで勉強してこなかった自分を後悔してしまうことです。
いまピンとくる志望校が見つけられていなくても、
今後、行きたい学校について考えたときに選択肢が広がるよう
夏休みから少しでも受験勉強を始めておくと安心です。
S君は入塾したての頃から基礎が抜けていることはわかっていたので
夏期講習はとにかく基礎を固めることを本人と話し合いました。
また、普段受講している数学と英語のほかに
夏期講習は理科と社会も受講することにしました。
S君は進路がはっきりしていないので、都立高校を受験することになった場合に備えて
5教科の勉強をしておく必要があると判断しました。
理科・社会の基礎を勉強するまとまった時間が取れるのは、夏期講習が最後です。
理社の少人数授業の様子。夏期講習は受験生のグループ授業があります。
この理社の勉強がS君を変えるきっかけになりました。
再テストは満点を取るまで
Freewill学習塾の授業は初めに小テストを行います。
それは通常授業・夏期講習ともに変わりません。
テスト範囲を宿題と一緒に伝えて勉強してくる。
合格基準は9割。
不合格は再テスト。再テストになったら満点を取るまで居残り。
これらが、Freewill学習塾の小テストのルールです。
S君は夏期講習の序盤は小テストに合格していましたが、
その他の科目の小テストや宿題もあり、9割の壁を超えることができなくなりました。
S君はルールを守り、毎回授業後に居残り再テストを続けていました。
それでも6割ほどは取っているので、家で勉強は続けていたことはわかっていました。
一生懸命に取り組むS君の気持ちが切れないように、満点を取って帰る彼に
「よくやったね。お疲れさま!」
と必ず大きな声でエールを送り続けました。
必然的に毎日長時間勉強することになったS君は
長く勉強することに慣れていきました。
また、毎回合格して帰ることで自信が付き始めました。
空いた時間に自習
夏期講習も折り返しを過ぎるころになると
小テストに合格したい、という思いから
S君は授業の合い間に自習をするようになりました。
長いときは8時間も塾にいる日もあり、
入塾したての頃と比べると勉強時間が大幅にアップしました。
そして、8月後半になると学校の定期試験の対策がはじまりました。
そのころにはS君は、授業が終わった後に自習をするようになりました。
授業後に試験勉強をしています。
私「今までのテストと比べると明らかに勉強時間が増えているね」
S君「当たり前ですよ。まだ、英語は自信がないけど、理社は今までより取れそうな気がします」
テスト前のS君は教室で誰よりも熱い気持ちを持っていました。
もうすぐ試験の結果が返ってくる時期になりました。
今までで1番の結果が取れているのではないでしょうか。
今回のS君の場合は、小テストと再テストで勉強時間が増え、
その結果、気持ちが変わって、自主的に勉強する、と
行動が変わっていきました。
生徒によってはある程度強制が必要なこともあります。
これからも生徒に自信をつけてもらうため、一人ひとりにあった指導を徹底していきます。
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