世田谷校 Freewillブログ

2020年12月25日

中学生の能力を引き出すために

こんにちは、世田谷校の遠藤です。

 

今年も早いもので、令和2年も残りわずかとなりました。

例年より外出する機会が少なくなり、

家で過ごす時間が増えたご家庭も多かったと思います。

 

そんな中、学校の休校やオンライン授業など、

普段とは異なる教育の形に不安を覚え、

子どもたちの学習の様子が気になる方もいらっしゃると思います。

 

今回は、試験勉強で自習に来てくれている生徒さんの様子を一部ご紹介します✍️✨

 

私立中学校の定期試験

世田谷校には、公立の学校に通っている生徒さんだけでなく

私立の学校に通っている生徒さんも多くいます。

 

11月末ごろ、公立中学校の試験が終わりました。

すると入れ替わるように、12月始めに試験がある私立の中学生が

自習に来てくれるようになりました。

 

 

私立生へのサポート

中学1年生のLくんは、今年夏明けに入ってきた生徒さんです。

とにかく勉強が好きではなく、

特に英語がついていけなくなってきているということで

Freewillに入ってきてくれました。

 

最初の授業で理解度を確認してみると、

単語の複数形のところからすでに理解できない様子。

次の試験範囲の最初の方から、理解に苦しんでいました。

 

そこで、学校で使用しているという問題集を見せてもらいました。

すると、躓きの原因が明らかになりました。

 

問題集のどこにも×のチェックがついていなかったのです!

 

これは間違った問題の解き直しをしていなかったということを意味します。

 

勉強のやり方を指導!

私は、Lくんに勉強のやり方のポイントを伝えました。

 

具体的には、問題を解いたらまずテキストの間違った問題にチェックをつけること。

そして、解説とテキストのポイントを読み、間違った問題の理由を書くこと。

最後に、解き直しをして自力で理解できているかの確認をすること。

この3点を徹底するように話しました。

 

素直な彼は、早速、言われた通りに授業の解き直しや宿題をコツコツと進めていきました。

中学受験の経験があるLくんは、勉強への体力は人一倍、持っていました。

やり方を学んだ後の彼は、習熟スピードが格段に上がりました❗️

 

 

Lくん「先生!今まで勉強のやり方を学んでこなかった気がします。受験のときはただ与えられたものをこなすという感じだったので。英語以外の科目もやり方があったら教えてほしいです❗️」

 

 

定期試験が近づき勉強の仕方を知ることができた彼は、

いままで以上に積極的に自習に来てくれるようになりました。

苦手だった英語も、意欲的に勉強する姿勢を見せはじめました

 

また、「勉強のやり方」を学んだことで、英語以外の科目にも、良い影響が出始めました。

例えば、社会のノートを自主的にまとめて復習するなど、他の科目にも積極的になりはじめました。

 

学習計画をもとに、社会のノートまとめを作っていました。

 

 

 

その努力もあってか、12月にあった英語の試験では、

前回よりも20点ほど点数をアップさせることができました❗️

 

家に返ってからすべきことも一緒に考えて付箋に貼ってもらいました。

 

 

やることを明確にし、能力を引き出す

私立の中学校は、中高一貫校が多いです。

高校受験がない分、学校のカリキュラムに余裕があり

のびのびと過ごせることは、メリットの1つです。

しかし一方で、一旦モチベーションが下がってしまうと、

大学受験までが遠いので、勉強しない期間が長く続いてしまいます。

中だるみの時期が長い、ということです。

 

中学受験は、周りの大人(親や塾)が一生懸命お世話をして乗り越える受験。

「自分で目標を立て、計画して勉強する」というスキルは、

中学受験ではあまり身につきません。

 

したがって、中学校に入学後は、学校の定期試験振り返りを大切にし、

一緒にプロセスを見直すことで、勉強の仕方を学んでおくことが大切です。

 

 

 

 

もうすぐ冬期講習に突入です。

しっかりと今年の復習をした上で、来年の下準備をしてまいります。

今の自分を乗り越えようとしている子どもたちを

引き続き、暖かく見守っていきたいと思います❗️

 


 

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