こんにちは‼
高校部の信重です😀
新年も明けて、令和で最初の最後のセンター試験が終わり、
受験シーズンにいよいよ本格突入です。
受験生のみなさん、まずはセンター試験、お疲れ様でした!
少し時間はさかのぼり、
センター試験前はFreewillの教室でも張りつめた空気が流れていました。
高校2年生の生徒さんもその空気を感じ取っていたようで、
「来年の今頃、あんなに勉強できると思わない😫」
と話していました。
それを聞いた時に、私からも
「今の3年生の子達も1年前に同じこと言ってたよ。来年はそれを言われる側になるんだね」
と話したりしていて、
この時期の「塾あるある」なやり取りが繰り広げられていました。
センター試験直前に、講師から受験生へエールを送りました!
話をセンター試験に戻しますと、
1日目には東京で❄雪❄が降り、試験会場に向かう道のりがとても寒かったり、
国語でいきなり漢詩が出てきて、「えっ・・・」と思わされたり色々なことがあったと思います。
2日目には数学ⅠAで「なんじゃこりゃ?こんな問題見たことないよ」となった上に、
数学ⅡBでは制限時間内に解き終わるのが大変な分量の問題が出てきて追い打ちをかけられたり・・・
と様々なことが起きた2日間だったと思います。
緊張感から解き放たれて、2日目に家に帰ってきたときはヘトヘトだったと思います。
改めて、受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした❗❗
Freewillでももちろん、センター試験の自己採点結果を受験生から聞きました。
「目標通りいけた!」という生徒さんもいれば、
「英語がうまくいったけど、現代文で失敗してしまった・・・」
「数学で過去問には無いような問題が出されて焦ってしまった・・・」
などといった声も、もちろんありました。
ただ、センター試験の結果に一喜一憂する必要はないです(特に私立大学志望の人!!)。
それよりも、「合格したい大学に向けてこれから何をどうすればよいか」
という課題を見つけ、計画を立てることが大切です。
そして、それを克服するために、他の受験生よりも1分1秒多く勉強する方が
「だめだった・・・」と嘆いているより、よっぽど良いです。
また、私は今回のセンター試験の自己採点でとても感動したことがあったので、
このブログでも報告させてもらいますね。
浪人生、理系のM君(マーベルが好きな子なので、M君にしました)は、
現役の時にはセンター試験で英語・数学・物理の合計が5割あるかどうかといった結果でした。
私大の一般入試も思うような結果が出ずに、浪人することを決めました。
そして、今年のセンター試験を受験しました。
結論を先に言うと(というより、私が結論を先に言い出したくてウズウズしていると言った方が
正解かもしれません)、
5教科7科目で80%を超える結果を出してくれました!
努力が結果に結びつき、本当に感動しました✨
誇らしげに結果を伝えてくれたM君の顔は忘れられません。
M君はとにかくずっと勉強していました。単語帳もボロボロです。
椅子に接着剤が付いていると思わされるくらい、ずっと机に向かって黙々と勉強していました。
今回は、そんなM君のことについて書いていきます。
話はさかのぼると、ゴールデンウィーク前にM君から
「先生、国立の〇〇大学に行きたいです」
と言われたことから始まりました。
私からは、「正直なところかなり厳しい」と伝えました。
なぜなら、受験科目数が増える上に、センター試験のボーダーも高い大学だったからです💦
具体的には、地理、化学、現代文、古文、漢文を新たに勉強する必要があり、
希望している大学に合格するにはセンター試験のボーダーラインが80%(東大京大以外の旧帝大のおおよそのボーダーです)となっているため、
一年間で現状から30%以上点数を上げなければいけません。
しかも、前述のとおり、勉強したことの無い科目を含めた全教科の合計で
この数値を達成しなければいけません。
上記のことをM君にも話したのですが、
「それでも行きたいです。頑張りたいです」
と言いました。
「それじゃあ、具体的な計画を立てていこう。これができないなら諦めるしかないよ」
と私から伝えました。
そこで、具体的な計画を立て始めました。
私「英語はこれをこの時期にやって、化学はこれをこの時期にやって、地理はこれを・・・
(まだまだ続く)・・・」
と話している内にM君の顔がこわばっていく🤐のを感じました。
話し終えた後に、
「こうやって書き出してみると、かなりハードなのはわかるでしょ?
じゃあ、ここでもう一度聞くけど、それでも頑張れる?」
と念押しして伝えましたが、
「それでもやると決めたので、やり切ります」
と宣言しました。
そこからは周りの人たちも驚くほどの集中力で、1日に10時間を軽く超える量の勉強を続けました。
特別なことは何もしておらず、ただ愚直に毎日机に向かい、圧倒的な勉強量をこなしていました。
目標が明確になると、こんなにも頑張ることができるようになるんだとつくづく思わされました。
それでも、順風満帆にはいかず、初めて解いてみたセンター地理では20点も取れなかったり、
3ヶ月必死に勉強した古文でも、センター試験の問題は何を書いているのかさっぱりわからなかったりと、
めげそうになることがたくさんありました。
そして、12月になっても、目標の80%を超える点数を過去問で取ることができず、
厳しい状況も続いていました。
それでも彼の口から「やっぱり諦めます」という言葉が出てきませんでした。
どんなことがあっても、諦めずに、弱音を吐かず、
この不屈の気持ちが最後の最後まで彼を支え続けていました。
センター試験直前は移動時間すら惜しいので、
家で勉強すると言って1日に15時間勉強していました。
本番でのプレッシャーもものすごかったと思いますが、それを振り切って、
最終的には志望校のボーダーを超える結果を取ることができました。
彼の頑張りを間近でずっと見ていただけに本当に感動しました!
まだ二次試験という大きな壁があるので、安心することはできませんが、
嬉しい報告としてブログに書かせてもらいました。
こんなドラマがあるからこの仕事は面白いな、と思わされましたし、
諦めない彼の姿勢が私を含めた、たくさんの人の気持ちを動かしたんだとも感じました。
これからも寒い日⛄がまだまだ続きますが、体調を崩さぬよう、
万全の状態で受験に臨めるようにしていきましょう!
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