世田谷校

苦難を意味づける!

こんにちは!

世田谷校の井口です。

 

先日、文化祭を通じて生徒の成長を感じることがありました!

塾なのに文化祭?と思われるかもしれませんが、

ちょっと読んでみてください。

 

 

ちなみに先日、ある中学の文化際を社員が見に行きました!

近々ご報告のブログが書かれるかと思いますが、

その前に生徒の力作をご覧ください!

 

 

 

ある日、中学生のAくんが授業に来た時に、

少し元気がなさそうでした。

 

「どうした?元気ないね。学校で何かあった?」と聞いたら、

 

 

どうやらその週末にある文化祭準備で、学級劇にむけて、

色々と周りに仕事を押し付けられているようで、

気を使いがちなAくんは、心身ともに疲れていたのだそうです。

 

 

そこで私は、「これはAくんにとって大事な経験なのではないか

とおもい、考えを伝えてみました。

 

 

井口「いましている経験は、これまで過ごしてきた中でどれぐらいきついの?」

Aくん「う~ん・・。小学校の時には・・(中略)、中学校入ってからは・・(中略)

って感じだったので、正直今が一番大変できついですね」

井口「なるほど・・それは大変だね・・。それでふさぎこんでるわけだね。」

Aくん「そうですね・・」

井口「ちなみにAくんは将来料理人になりたいんだよね。たしかフレンチだったね。」

Aくん「そうですけど・・いきなりですか?笑」

井口「ごめんごめん笑 いやいや、実は関係があってさ。料理人って、かなり体育会系の世界でしょう。最初から厨房に立てる、最初からフライパンを持てる、なんとことはないでしょう。

Aくん「そうですね。そう聞いています。」

井口「でもそういう地道な下積みがないと、人を感動させる料理ができないんだもんね。やっぱり作るなら人を感動させたいでしょ。」

Aくん「それはそうですね。下積みは大事だと思います。」

井口「だったらさ、嫌なことでも、やらされていることでも、ポジティブにとらえ返して、これが他人を喜ばせることにつながっていると考えてみたら?文化祭では多くの人が君たちの劇を見て楽しむんだよ。」

Aくん「なるほど・・。たしかにそうかもしれないです」

 

 

その日はこんな感じで会話は終わりました。

素直なAくんなら、いろいろ自分で咀嚼をしてくれるだろう、と思い

それ以上突っ込んだ話はしませんでした。

 

 

私は、顔色が気になる生徒をみつけては

面談をしがちな教室長であります・・。

 

 

そして文化祭前日の日、授業に来たAくんの顔が最近に比べると明るかったので

声をかけてみました。

 

井口「お、いいことあった?」

Aくん「先生が言ってくれたみたいに、ポジティブにとらえてやってみました。」

井口「ほんとうか!すごいな~すぐにできるなんて。で、どうだった?」

Aくん「がんばったので、疲れましたね笑

 

この言葉をきいて私は、

とてもいい経験をしてくれているみたいだ!」と確信しました。

明るく笑いながら「疲れました」と言えるということは、

達成感があったからだと思うからです。

 

 

 

さて、私はこの会話を通じて、Aくんが

 

自分に降りかかる苦難をしっかりと意味付けをすること

 

を学んでくれたのだと思います。

自分にとってどのような意味のある経験なのかを考える、ということです。

 

 

思春期の子供たちは、学校、塾、その他の場所で色々な経験をします。

初めての経験に対し、どうやって対処していいかわからないことが多いのです。

言葉で正確に処理できず、感情に流されてしまったり、

思ってもいない言葉を発して他人を傷つけてしまったりすることがあります。

大人からすれば、「それぐらい乗り越えなさいよ」と思うかもしれないのですが、

乗り越え方がなかなかわからないのです。

 

 

そういうとき、しっかりと話を聞き、

その出来事を、その子の人生の中でしっかりと位置付けてあげ、

その子にとっての意味を作ってあげることが重要です。

人は「物の世界」ではなく「意味の世界」に生きているからです。

 

 

Aくんにはこの話のなかで

「そう考えると、勉強も同じだね。つらいと思うことが多いと思う。でもそれをポジティブにとらえてみるんだ。将来、人を喜ばせて自分も喜べるように、気持ちを鍛えるために勉強をするんだよ。

 

と伝えました。

Aくんは文化祭で上記のとても良い経験をした後だったので、

とても納得してくれ、そのあとの勉強に向かう姿勢もとてもよくなり、

すっかり成長してしまったな!と驚かされました。

 

 

 

自習をしている生徒さんたちも、

しっかりと自分の苦難に立ち向かっています!

 

 

 

生徒の成長を目の前で見ることができ、

この仕事をしていてよかったな、と改めて思わされたひと時でした!

 

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