こんにちは☀️
世田谷校の井口です。
10月も後半に入り、朝晩はすっかり冷え込んでいますね。
Freewill学習塾でも風邪でのおやすみという連絡が多くなってきましたので、
みなさんもお体にはお気をつけください‼️
さてそんな今日この頃、
授業がすべて終わって生徒さんたちを見送っていた時に、
ある生徒さんと立ち話をする機会がありました。
その生徒さんは絵がとてもうまく、将来は美術系の大学に行って、
デザインに関係する仕事がしたいと以前から話してくれていました。
しっかりと将来のビジョンを持てているなあ!
と関心していたのですが、
一方で、ぜいたくを言えば、
今勉強していることがどう将来につながっているのか✨
も少し考えてほしいな、とも思いました。

世田谷校の第二回セルフマネジメント講座です。
セルフマネジメント講座では、勉強と夢をつなげるワークをたくさんします!
すると先の立ち話の中で
その生徒さんが、スタジオジブリの話をはじめました。
なんでも、以前テレビでみたスタジオジブリの制作現場の
ドキュメンタリーに、とても感銘を受けたとのことです。
細部の詳細にこだわり、業界の流れに逆らってコマ割りの数を増やす宮崎駿の
ことを熱く語ってくれました。
ここで私は
「お、チャンスだ!」
と思いました。
ご存知の方も多いと思いますが、
宮崎駿は、売れていない漫画家時代からとても勉強家で、
歴史から人類学、哲学にいたるまで、きわめて知識豊富だったのです。
そのインプットから生まれたアウトプットとしての各作品は、
環境・戦争・呪術・・・などいろいろなテーマを扱っています。
豊富なインプットによって、このような奥行きのある作品を作れるのだと思います。
宮崎駿についてそのような印象をもっていた私は、
その生徒さんにそのことを話し
「だから、いろいろアンテナを伸ばして勉強してみると、
表現として幅が出るし、時がたっても愛される作品ができるんだと思うよ」
というと
「なるほど・・!たしかにそうですね!」
という反応をしてくれました。
少し勉強に対する考え方が変わってくれたかな、
と思い、うれしかったです😊
現代は、勉強に意味づけをするのが難しい時代になっています。
勉強をして良い大学にいけば幸せな人生になる、ということが安易に言えない時代です。
だからこそ、生徒さんに対して「なぜ勉強するのか」という意味付けしなければいけません。
それも、それぞれの子供たちに違った意味付けが必要になります。
それをするためには、生徒さんの夢ややりたいことを詳細に聞き、
意味付けの糸口を探る必要があります。
勉強の内容はもちろんのこと、
なぜ勉強をするのか、をこれからも子供たちに伝えていけたらと思います!
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