Freewillブログ 大学受験専門個別指導

2020年11月23日

大学の併願で悩んでいる人へ〜併願校選びのポイント〜

こんにちは!

高校部の信重です😀

 

11月に入り「併願校をどこにするか?」

という内容について最近よく相談を受けます。

学校での面談が始まり、志望校や併願先について担任や進路指導の先生と話をするため

改めて「今のままの併願先でいいのだろうか・・・?」と

疑問に思ってしまう生徒さんが多いです。

 

 

今後の勉強計画や進路などについて週間面談で話しています

 

 

今回は塾での併願校選びで話をした内容を紹介します。

 

大学の併願に悩むM君

 

M君「先生、第一志望は変わらないのですが、併願先について改めて相談したいです。」

 

私「君の併願先は◯◯大学と◯◯大学と◯◯大学だったよね?今の併願先で何が不安なの?」

 

M君「学校の先生に、なんでこの大学を併願するの?と言われたのですが、

しっかりと答えられなくて・・・」

 

私「なるほどね。じゃあ、そもそもこの併願先にした理由を考えようか。

理由が無いと君も納得して受けられないよね?」

 

M君「ありがとうございます!よろしくお願いします。」

 

M君のように併願先についてあまり考えきれていない人は11月の時点だと多いように感じます

生徒面談やガイダンス等で併願先について話をしていたのですが

どうしても第一志望のことで頭がいっぱいになっていたようで

併願先に気が回っていなかったようです。

 

この話を踏まえ、以下の話をしました。

(M君とは併願先を決める際にたっぷりとこの話をしたのですが・・・

人は忘れる生き物ですね・・・)

 

併願先を決めるポイント

併願先を決める際に気をつけるポイントは以下の4つです。

 

①合格難易度(偏差値)

②受験科目・試験内容

③入試日程

④第一志望と同じ学部・学科系統

 

それぞれについて説明します💡

 

①合格難易度

合格難易度について考えることが大切なのはもちろんですが

具体的にどのように考えれば良いかがわからない人が多いです。

 

受験校をレベル別に分ける際に、以下の4つに分けるように話をします。

 

・チャレンジ校(1校、多くて2校):現状の合格率50%未満

・適正校(1〜2校):現状の合格率60%程度

・安全校(2〜3校):現状の合格率60%〜80%程度

・滑り止め(1校、多くて2校):現状の合格率80%以上

 

大体、このような根拠で併願先を決めます。

チャレンジ校と滑り止めの受験校を少なめにして

適正校を多めに受けるという形がスタンダードです。

 

②受験科目・問題傾向

受験科目・問題傾向についても注意が必要です

 

例えば、第一志望校で英語と数学と化学が受験に必要な科目なのに

英語と数学と物理しか受験できない大学・学部を併願することはお勧めできません。

受験科目はインターネットで検索すればすぐにわかるので、しっかりと調べてください。

 

問題傾向についても注意が必要です。

こちらも例を挙げますと、第一志望では選択式の問題しか出ないのに

併願校で記述式の問題が出る場合はなるべく避けた方が良いです。

他にも細かい傾向の違いについての注意点を生徒さんに合わせて話をしていますが

枚挙に暇が無いので割愛します(詳しくは相談していただければお答えします!)

 

大学のWEBサイトだけでは問題傾向を調べきれないので

過去問を見ることを勧めています。

過去問を見れば傾向を掴むこともできますし

傾向が違っていたとしても自信のある内容(英文の整序問題が多い、など)であれば

併願先にする決め手にできるかもしれません

 

③入試日程

入試日程についても悩む人が非常に多いです。

これについてもよく相談を受けますが、以下の4点を意識すると良いです。

 

・「易⇒難」の順序で受験して徐々に自信を高めていく

・第一志望の試験日を初日にしない

「詰めすぎず、空きすぎず」試験日の間隔を適度に保つ

・共通テスト利用などで試験日を減らす

 

上記の4点は第一志望の試験日に最大の力を発揮できることを目的にしています。

そのためには試験慣れすることと、志望校の試験日で疲れた状態にしないことが大切です。

これは就職活動の考え方にも似ていますね。

 

④第一志望と同じ学部・学科系統

これはもはや説明の必要は無いかと思います。

自分にしっくりとこない学問分野で勉強していても4年間辛いだけです。

なんとしてでも大学生になりたいと考えると

手当たり次第に受験してしまう人がいますが

大学に入った後のことも考えましょう!

 

 

併願校を決める際には労力がかかりますが

後悔のない受験にするよう上記のことを意識することが大切です。

かくいう私は、併願校については適当に決めてしまっていたので

「こうしとけばもっとよかったのにな・・・😣」と思うことが多々ありました。

 

その反省を受験生に伝え、みんなが納得のいく受験ができるように

今後も指導してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします!

 

今回は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 


 

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