みなさんこんにちは!
恵比寿校の福田です😊
多くのひとが、新年度がスタートしてワクワクしていたり、
または不安を感じていたりしていることと思います。
Freewill学習塾では、定期的に全生徒に対して生徒面談を実施しています。
4月は1年間の目標を決める良い機会なので、
去年までの振返りと悩みや、不安なことを聞くとともに
今年度の目標を、生徒面談で一緒に決めています。
今回のブログは、前回の冬の生徒面談で決めた目標に向かって努力して
春期講習で成長した成果を見せた、ある生徒のお話です。
苦手だからこそ頑張る
この前の冬のことです。
小学生のA君と、生徒面談をしました。
そこでA君に話を聞いてみると
A君「漢字が苦手。読みは出来るけど、書くのがだめ。いつも書きのテストが悪い」
と、勉強での悩みを打ち明けてくれました。
さらに、
A君「学校で漢字検定があるので合格したい」
という目標も話してくれました。
そこで、「漢字検定に合格する」という大きな目標にむけて、次は小さな目標を立てました。
ここで大切なのは、小さな目標は、具体的にすることです。
どんな行動をすればいいのか、はっきりイメージできる必要があります。
せっかく目標があるのに行動に移せなければ、これまでと変わらないからです。
A君はまだ小学生ということもあり
具体的な目標を立てるには、サポートが必要でした。
私「漢字を書けるようにするには毎日練習する必要があるよね」
A君「うん」
私「塾では漢字の小テストがあるよね。A君はいま、この小テストが苦手だよね」
A君「うん、そうだね…」
私「まずは、この小テストで合格することをめざして、練習してみようか」
A君「……わかった!」
これまでA君は漢字の練習が嫌いで、書き取りの練習をさぼりがちでした。
練習が不十分なため、塾の小テストで合格が出なかったのです。
また、漢字に気持ちが向かないこともあり、宿題にも意識が向かず、練習が続かないこともありました。
私は、A君が毎日練習できるようにするため、
・ノートにお手本があれば、練習する漢字が分かりやすいだろう
・宿題をするのに必要な手順が減ることで、練習がしやすくなるだろう
と、このように考えました。
この日から、A君の宿題を出すときには、ノートにお手本を書いて渡すようにしました。
この方法を続けていくと、ある日の授業でA君が
「先生、今日もノートにお手本書いて」
と自分から宿題について話を切り出してくれました。
A君の変化にうれしくなった私は、
「おお、やる気があるね。今回も頑張ろうね❗️」
と言ってノートにお手本を書いて渡しました。
うれしい!努力が実った。
コツコツと漢字の書き取りに取り組んだA君は
春期講習中の小テストでついに合格!
テストの脇には
「うれしい!はじめてのごうかく」
という小さな文字。
これには私もうれしくなり
「やったね!」
と大きな声で一緒に喜びました。🎉
自分の気持ちをストレートに表現する素直な性格が表れています。
「小テストに合格する」というのは、一見、とても小さなことです。
しかし、A君にとっては、すごく大変で、大きな一歩でした。
この一歩を踏み出し、成長してくれたことが、何よりも嬉しかったです。
引き続き、彼の成長を見守っていきたいと思います😊
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