こんにちは、世田谷校の遠藤です。
突然ですが、ビリーアイリッシュというアメリカの人気アーティストをご存知ですか?
彼女は、ある雑誌との企画で、毎年インタビュー動画を作成しています。
弱冠14歳でデビューした彼女に毎年同じ質問をし、
その変化を現在の彼女自信に見てもらうことで、
自分自信の価値観の変化を楽しんでもらおうという企画です。
お時間があればぜひご覧ください。
この動画の面白いところは、
過去と現在で言っていることに食い違いがあることを
ネガティブ(否定的)に捉えられているわけではなく、
ポジティブ(肯定的)に捉えているということです。
それは彼女自身の考え方でもあります。
「変化することは当然であり、それでいて常に変わらないものもある」
歳をとるにつれ、考えというものは保守的になっていきがちですが、
変化し続ける世の中を楽しめるような人になりたいですね。
Iくんの大きな変化
さて、新学期が始まり、1ヶ月ほど経過しました。
新しい環境にワクワクしている新入生や、
クラス替えで仲の良い友達から離れてしまったとグチをこぼす生徒さんなど、
教室内では新鮮な話題が飛び交っています。
そんな世田谷校では新しい年度において、
勉強面と生活面でしっかりと目標を持って過ごしてもらう目的で、
生徒面談を実施中しています✨
自分自身の成長を講師と一緒に確認する機会です。
今回は、昨年度と今年度の両方、私が面談を担当した中学2年生Iくんのお話です。
遠藤「去年はオンラインで生徒面談だったね。去年1年間を振り返ってみてどうだった?」
Iくん「社会のことにたくさん興味を持つことができました。」
遠藤「そういえば去年面談した時に、将来ゲームクリエイターになりたいっていう話をしていたよね。」
Iくん「はい、その時に先生と話をして幅広い人に楽しんでもらえるゲームを作るために、社会でどんなことが起こっているのか知っておくよう言われました。」
遠藤「そうだったね。僕が勧めた本も積極的に読んでくれていたね。」
Iくん「ゲームクリエイターの人が書いた本は面白かったです。」
遠藤「あれからゲームクリエイターへの思いは深まった?」
Iくん「実は今はそこまでなりたいとは思ってないんです。」
遠藤「そうなんだ!それはどうして?」
Iくん「学校の課題で企業調べをしたんですけど、いろいろな仕事を知っていくなかで薬剤師の仕事が面白いなと思うようになりました。」
遠藤「なるほど、大きな方向転換だね。どうして薬剤師に仕事が面白いと感じたの?」
Iくん「薬剤師ってドラッグストアで働いている人もいれば、一般の病院で働いている人もいるんです。それ以外でも働き方があるみたいで色々な働き口があると知って面白いなと感じました。」
遠藤「そういえば、以前、図書館で借りた高校生向けの『法学入門』という本を借りていたね。その時君は、法律を扱う職業の幅が広いことに関心を示していたよね。」
Iくん「そうでしたね。」
遠藤「つまり、一つの専門性から多様な活動ができるような仕事に興味があるのかもしれないよ。」
Iくん「言われてみればそうかもしれないです。そういう視点で今年も将来のことをもっと考えてみます。」
こうしたやりとりを通して、
新年度もさまざまな事に関心を持っていきたいと
最後に締めくくってくれました。
生徒面談の意義
Freewill学習塾では定期的に生徒さんと一対一の生徒面談を行っています。
日々の会話では些細な変化を知ることができますが、
ゆっくりと移り変わっていく子供たちの考えや価値観を聞き出すためには、
生徒面談のような、授業とは別の機会もよいきっかけになります。
そして、その価値観の変化を私たちが言語化してあげることによって、
本人が気づいていない新しい指針を彼らに提示してあげることができます。
新学期は心機一転して勉強に取り組める機会でもありますが、
進むべき目標を改めて再確認することも大切です。
彼らの本当に望んでいる道はどちらの方向なのか、
進むべき道の軌道修正をしてあげることで、
前向きに新学期を始めることができるのです。
Iくんはまだ中学2年生です。
一年後の生徒面談で彼の考えがどのように変化していくのかを
今から楽しみに観察していきたいと思います。
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