Freewillブログ 大学受験専門個別指導

2022年2月25日

部活を辞めたら勉強時間が増える?

こんにちは!

高校部の信重です。

 

 

国公立大学の前期日程が終了し、

大学受験の終わりが近づいてきました。

 

教室で毎日を過ごしていた受験生の熱気がまだ教室に残っています。

この熱気が冷めやらない内に次の受験生に引き継いで

永遠に熱気を保てられるように努めて参りますのでよろしくお願いします!

 

国公立受験の2日前の様子です。最後の追い込みに気合が入っていました!

 

 

 

さて、今回はこの時期の高校2年生からよくある相談についてブログを書きます。

 

 

部活を辞めて大学受験に専念すべきかどうか

 

今年も高校2年生から

 

「部活が忙しくて大学受験の勉強時間が取れないので

部活を辞めようかどうか悩んでいます。」

 

といった相談を受けました。

 

毎年、数人の生徒さんからこの相談を受けます。

この相談に対していつも私が返答することは、要約すると

 

「どっちでもいいよ」

 

という内容になります。

決して投げやりな返答ではなく、実際に本当にどちらでも良いのです。

 

 

何を軸に考えて決定するか?

大事なのは「部活をやりたいかどうか」という軸で考えることです。

 

部活にやりがいが無いのなら辞めればいいし、

部活を最後までやり切りたいのなら、辞めずに最後までやり切ってよいのです。

 

要は、「勉強時間を確保するために」という軸で

部活の継続を決めるべきではないということです。

 

 

その理由の1つとして

「忙しい方が勉強時間を確保しやすい」

という事実があります。

 

部活を辞めると自由な時間が増えます。

そうなると「まだ時間があるから、また今度勉強頑張ろう」と考えがちになります。

そして、次の日も、またその次の日も「また今度勉強頑張ろう」と思い続け、

気づいたら高3の夏休みに入っているという事態になることも珍しくありません。

 

これとは対称的に、部活が忙しくても、勉強への気持ちが向いているのなら

「今日は部活が早く終わるけど、明日は部活が朝から夕方まであるから

今日の夜しか勉強する時間がほとんどない。

だから、今日は寝るまでにここまでは終わらせよう

という行動を起こすことができます。

 

これまでたくさんの生徒さんを大学へ送り出してきましたが

部活をやっていない生徒≠勉強時間が多い生徒 です。

 

 

「部活のせいで勉強の時間がない」は本当か?

 

簡単に得られるものは簡単に手放しやすいのです。

 

勉強時間を作るために部活を辞めたとしても

できたを全て勉強時間に変えることは難しいです。

 

むしろ、いつでも勉強できる時間があるという思考になり、

勉強を後回しにしてしまうことにより勉強時間が減ってしまいがちです。

(もちろん大学に行きたいという目的意識が非常に強く

そのために本気で勉強をすると決めたのなら話は別ですが、かなり稀なケースです)

 

 

部活を続けようが辞めようが、勉強する人は勉強し、勉強しない人は勉強しません。

勉強しなければと思っている人は、部活が忙しくても必ず時間を捻出しています。

だから、勉強時間が取れないという理由で部活を辞めようかどうか悩んでいるのなら、

本当に勉強時間が取れていないのかどうかをまずは見直してみるべきです。

そして見直してみると、意外と勉強する時間が取れるものなのです。

 

個人的には、部活を続けたいという気持ちが強いのなら、最後まで部活をやり切って欲しいです。

完全燃焼して自分でやると決めたことを最後までやり切ったという事実を作ってほしいです。

そして、その事実がまた新たな自信の1つとなり、

自分でやると決めた大学受験も最後までやり切ることができます

 

 

 

以上、繰り返しになりますが、

勉強のために部活を辞めるか迷っている人への答えは

「どっちでもいいよ」です。

 

迷いがある人は、この記事を参考に1度よく考えてみましょう。

そして、どうしても結論が出なければ、

一人ひとりにとって最善の選択ができるようアドバイスしますので

遠慮なく高校部をはじめ近くの先生たちに相談してくださいね✨

 

 


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