みなさんこんにちは。
恵比寿校の福田です!
最近急に寒くなりましたね。🍂
あっという間に冬になってしまいそうなので、
先週、『読書の秋』を意識して、図書館に行って来ました。📚
恵比寿校の小学生の一人が中学受験を考えているのですが、
志望校をよく調べると近くに図書館がありました。
学校周辺の雰囲気の確認も兼ねて出向き、ついでに図書館にも寄ってみました。
感想としては、図書館の利用者の多さに驚きました。
私が学生の頃に利用していた図書館と比べると、
都会と田舎という立地の違いか、かなり人が多いように感じました。
子供から大人まで幅広い年代が利用し、机が満席になっているのは驚きでした。
夢中になれること
さて、今回はものづくりが好きな中学2年生についてお伝えしようと思います。
家でよく工作をしているH君は、作品の写真をたびたび見せてくれます。
以前に「よくできてるね!実物も見てみたいな」と話したところ、
可愛らしい動物の飾りを持ってきてくれました。
また別の日、H君は大きな包みを大事そうに抱えて来ました。
開けてみると、細部まで彩色が施されている大きな刀!
迫力のある作品に驚きました。
詳細をたずねると、コツコツ1年かけて作った作品とのこと。
早速、教室に飾って展示コーナーを作りました✨
細かいところまでこだわった作品です。
創造力豊かなH君は、きっと物事をよく観察しているのでしょう。
その反面、勉強に対しては「クリティカルシンキング(批判的思考)」が強く出るので
「なんで勉強しないといけなんですか?」が口癖です。
勉強する意味が分からなくても「なんとなく、やらなきゃいけない」で取り組める生徒さんもいます。
一方で、Hくんのようなタイプの生徒は、納得できないことへの取り組みには身が入りません。
「なぜ勉強しないといけないのか」、納得できる理由をじっくり一緒に考えてあげる必要があります。
好きなことの先には
「こんなふうに何か作って生活できたらいい」と言う彼に、
そうなるためにはどんな知識が必要で、何を学んだら良いと思う?と尋ねてみると
しばらく考えて「工業系の高校がいいのかな」と、答えました。
福田「なるほど。確かに、ものをつくるとなると、工業系の学校は近い性質を持っているね。
Hくんがものを作るとき『デザイン』は大切にしているかな?あまり興味がないかな?
もし『デザイン』に興味があるなら、芸術系の学校も調べてみると面白いよ。」
こちらから視野を広げるヒントを出すと、H君は高校選びについて興味を持ってくれた様子で
自分から「どんな学校があるんですか?」と尋ねてくれました。
私は、教室にある、進路指導のために用意している高校案内を取り出しました。
福田「東京都の学校は、この本で一通り紹介されているよ。
貸してあげるから、授業のあとに読んでみたらどうだろう?」
そう伝えた日の授業後、真剣な表情で興味を持ったページに付箋を貼る彼をみて
良い目標ができそうだと確信しました。
たくさん貼られた付箋
そしてなんと翌週には
「先生、今度この高校を見に行って来ようとおもいます」と報告してきました。
好きなことに向き合って、進路が見えてきたH君。
気がつけば「なんで勉強しないといけないの」とは言わなくなっていました。
授業では前より格段に集中できています。
生徒さんから「なんで勉強するのか」と聞かれることは、実はとてもよくあります。
Freewill学習塾では、それを単なる愚痴とは捉えません。
むしろ、興味・関心を引き出して、学習に前向きになれる機会です。
一人ひとりの生徒さんが積極的に学習できるよう
恵比寿校では丁寧な働きかけを強みとして指導しています❗️
お子様の学習姿勢、進路などにお困りのことがありましたら
いつでも遠慮なくご相談ください。
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