恵比寿校 Freewillブログ

2022年10月22日

勉強する意味ってなんだろう?

みなさんこんにちは。

恵比寿校の福田です!

 

最近急に寒くなりましたね。🍂

あっという間に冬になってしまいそうなので、

先週、『読書の秋』を意識して、図書館に行って来ました。📚

恵比寿校の小学生の一人が中学受験を考えているのですが、

志望校をよく調べると近くに図書館がありました。

学校周辺の雰囲気の確認も兼ねて出向き、ついでに図書館にも寄ってみました。

 

感想としては、図書館の利用者の多さに驚きました。

私が学生の頃に利用していた図書館と比べると、

都会と田舎という立地の違いか、かなり人が多いように感じました。

子供から大人まで幅広い年代が利用し、机が満席になっているのは驚きでした。

 

 

夢中になれること

さて、今回はものづくりが好きな中学2年生についてお伝えしようと思います。

家でよく工作をしているH君は、作品の写真をたびたび見せてくれます。

以前に「よくできてるね!実物も見てみたいな」と話したところ、

可愛らしい動物の飾りを持ってきてくれました。

 

また別の日、H君は大きな包みを大事そうに抱えて来ました。

開けてみると、細部まで彩色が施されている大きな刀!

迫力のある作品に驚きました。

 

詳細をたずねると、コツコツ1年かけて作った作品とのこと。

早速、教室に飾って展示コーナーを作りました✨

細かいところまでこだわった作品です。

 

 

創造力豊かなH君は、きっと物事をよく観察しているのでしょう。

その反面、勉強に対しては「クリティカルシンキング(批判的思考)」が強く出るので

「なんで勉強しないといけなんですか?」が口癖です。

 

勉強する意味が分からなくても「なんとなく、やらなきゃいけない」で取り組める生徒さんもいます。

一方で、Hくんのようなタイプの生徒は、納得できないことへの取り組みには身が入りません。

「なぜ勉強しないといけないのか」、納得できる理由をじっくり一緒に考えてあげる必要があります。

 

 

 

好きなことの先には

「こんなふうに何か作って生活できたらいい」と言う彼に、

そうなるためにはどんな知識が必要で、何を学んだら良いと思う?と尋ねてみると

しばらく考えて「工業系の高校がいいのかな」と、答えました。

 

福田「なるほど。確かに、ものをつくるとなると、工業系の学校は近い性質を持っているね。

Hくんがものを作るとき『デザイン』は大切にしているかな?あまり興味がないかな?

もし『デザイン』に興味があるなら、芸術系の学校も調べてみると面白いよ。」

 

こちらから視野を広げるヒントを出すと、H君は高校選びについて興味を持ってくれた様子で

自分から「どんな学校があるんですか?」と尋ねてくれました。

私は、教室にある、進路指導のために用意している高校案内を取り出しました。

 

福田「東京都の学校は、この本で一通り紹介されているよ。

貸してあげるから、授業のあとに読んでみたらどうだろう?」

 

そう伝えた日の授業後、真剣な表情で興味を持ったページに付箋を貼る彼をみて

良い目標ができそうだと確信しました。

 

たくさん貼られた付箋

 

 

そしてなんと翌週には

「先生、今度この高校を見に行って来ようとおもいます」と報告してきました。

好きなことに向き合って、進路が見えてきたH君。

気がつけば「なんで勉強しないといけないの」とは言わなくなっていました。

 

授業では前より格段に集中できています。

 

 

生徒さんから「なんで勉強するのか」と聞かれることは、実はとてもよくあります。

Freewill学習塾では、それを単なる愚痴とは捉えません。

むしろ、興味・関心を引き出して、学習に前向きになれる機会です。

 

一人ひとりの生徒さんが積極的に学習できるよう

恵比寿校では丁寧な働きかけを強みとして指導しています❗️

 

お子様の学習姿勢、進路などにお困りのことがありましたら

いつでも遠慮なくご相談ください。

 

 


 

<Freewill学習塾 公式LINE@>

ブログの更新情報や無料イベント情報をLINEで通知します!
みなさん、ぜひ「友だち追加してください✨

友だち追加