みなさんこんにちは❗
恵比寿校の福田です。
6月なのに猛暑日があり、暑い日が続いています。
自宅から教室に来るまでに長い坂を登ると汗びっしょりです。😅
こんな暑い日でも学校に行き、塾にやってくる生徒たちを見ると
それだけで「頑張ってくれているな❗️」という気持ちになります。
今回は、そんな頑張っている生徒のなかから、
小学5年生のRさんのお話です。
4月から英検5級取得を目的にやってきたRさんに話を聞くと
英語に苦手意識があり、学校の授業も楽しめていないことがわかりました。
そこで、英検対策をいきなり始めるのではなく、
塾では英語の授業を楽しめるようにしようと考えました。
さまざまな教材から、生徒さんごとに最適なものを選びます✨
はじめに私が用意した教材は、
リズムに合わせた単語や会話表現がたくさん集録されているものです。
ノリのいい音声を聞いて、繰り返し発音したりするうちに
Rさんは少しづつ声が大きく出せるようになっていきました。
単語は言えるけど書けない
5月になり単語の読み書きを本格的にスタートさせました。
英検5級に合格するには英単語を覚える必要があります。
小学生の多くは英語にふれてはいるので、聞き取ること、
話すことはできますが、正確に単語を書くことができません。
学校の授業も英会話が中心なのでスペルを覚える練習をしていないのです。
そこで、Rさんに宿題で単語の練習を出して、翌週の授業で小テストの実施を始めました。
ですが、はじめのうちはなかなか合格ができませんでした。
いままで、英単語を覚えるための練習をしたことがなかったので、
練習の仕方が身についていなかったのです。
漢字の覚え方と同様に、
①お手本を用意して見せながら発音を確認して
②意味を知らなければ教えて書かせる
という練習ができるまで何度も伝えました。
初めての合格
6月になり、授業にやってきたRさんが自分から
「単語練習してきました」と話してくれました。
「そうなんだ。じゃあ今回は小テスト合格できるかな」
と、答えた私は授業のはじめにさっそく小テストをしました。
小テストの様子。勢いよく描き始めています。
結果は見事に満点合格!
January~Decemberまでの月のなかから6個を書くことができました。
「やったね。ちゃんと勉強して覚えて来たんだ」
教室で一番大きな声で喜ぶ私のとなりで、
Rさんは満足そうにしていました。
翌週の小テストのための宿題を伝える時に
単語の勉強方法が身につくいいタイミングだと思い、
こんな風に話をしてみました。
「今日6個覚えられたよね。次のテストは1個多い7個にしようと思って用意して来たんだけど…」
「裏にも同じ7個の単語があって14個あるプリントなんだけどやってみない?」
いきなり6個から14個にして、Rさんは躊躇するかと思いながらも
思い切って提案してみました。
もし、ダメでも6個から7個に練習量が増えれば良いと思って聞いてみると
彼女は「がんばります」と小さな声でしたが、きっぱりと返事をしました。
小テストに合格したことよりも、
少し自信がついてチャレンジするようになった変化がとてもうれしかったです。
この日の授業は今までで一番進んで、文法の説明もしましたが
しっかりノートを取って、モチベーションが高かったです。
そして翌週、14個に増やした小テストでは
半分くらい書き込んだ後、手が止まったタイミングで
「そろそろ答え合わせをしてみようか」
と声をかけました。
いきなり数を増やすのは早かったかな、と思っていたところ
Rさんが再び手を動かしはじめました。
途中で手を止めて思い出していました。
結果は…
今度も満点合格!
もう、すっかり単語の勉強方法が身についていました。
この日の授業も同じ量の単語を宿題を出しました。
今度の小テストはどうななるか今から楽しみです。
単語が覚えられるようになった後の授業では
Rさんの表情が生き生きしているのが何よりうれしく感じます。
これからも、生徒に合わせた課題を考え
勉強に自信が持てるよう指導していきたいです。
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