こんにちは、中目黒校の遠藤です😊
先日生徒さんの薦めで、ある映画を観に行ってきました。
近年CGのクオリティーが現実に近づいたことで、
立て続けに実写化を作成している会社、
ディズニーの『アラジン』です!!✨
劇中、ヒロインのジャスミンが城から追放されそうになるシーンで
歌われるオリジナル曲 “Speechless” には、
ものごとを自分の意志で変えていこうとする強い女性像🔥💪が描かれていて、
受け身的な姿ではない現代的なプリンセス像がとても印象的でした。
さて、今日はそんな娯楽の効用を通して、
普段、子ども達に英語に慣れ親しんでもらうための方法をご紹介したいと思います。
私が実際にFreewillで生徒さんに指導する際にも
効果を感じている方法なので、必見です👍✨
日本の中学英語は、現在、文法重視の授業が中心で、
基本的に学校の教科書が理解できていれば、テストの点も取れるものが多いです。
ただ、入試では長文読解で英語力を問う学校も少なくなく、
読むスピードが遅ければ、いくら文法が理解できていても最後まで解き終わらない、
ということになってしまいます。
そのため、できるだけ早くから長文慣れをしておくことが必要となってきます。
ただ、長文と聞いただけで拒否反応を示す子もいたり、
それならば本をと勧めても興味のない子たちにとっては
苦痛でしかありません。
そこで、長文嫌いや本嫌いの子のための文章選びにおいては、
既に知っている内容にするのが効果的です。
私はかつて、学校の課題で「ペンギンリーダーズ」という初心者向け洋書を、
夏休みの課題図書として課されたことがありました。
文法英語は得意でしたが、大の本嫌いで、
日本語の本さえ自分からは読もうとしない子どもだったので、
なかなか読み始めることができませんでした。
そんな私を見かねた母親は、ある日、
課題図書の内容が映画で実写化されていることを教えてくれ、
そのDVDを借りてきてくれました✨
そして、その映画を観た後に、改めて本を読んでみたところ、
それほど抵抗なく最後まで読み進めることができたのです😃
当然、完全に理解して読めていたわけではなかったのですが、
それでも、わからない単語や文法を、
映画のイメージやストーリーを通して補うことで、
最後まで読み続けることができたのだと思います✏️
この経験を通して、
文章を読む前に、あらかじめ知っている要素があるだけで、
読書に対する向き合い方も全く違ってくることを学びました。
最近では、初心者向けにレベル分けされている洋書シリーズが売られており、
私も生徒が興味を持ってくれそうなものを購入して、
お薦めした本を実際に読んでくれている子もいます📚
英語を文法の側面からではなく、
イメージから面白さを感じてもらう。
そうすることにより、読み物嫌いも少し緩和され、
今度は読んでいるうちに英語が読めるようになっている自分にも気づき、
英語嫌いも緩和されていきます👏
どの教科もそうですが、勉強は修行のように大変だと感じることもあると思います。
ただそれが自分の興味を広げるきっかけを作ってくれたり、
やりきったという達成感やそれができたことに対する自分への自信
につながってくれることも多くあります。
そしてそれが社会に出たときに
自分の糧となり、強みになり、自分にとってプラスになること
につながります。
しかし、子供たちは目の前に課された課題があるだけでは
それが示す本当の意味や効果にすぐには気づかないものです。
そこで、私たち大人が彼らに興味や面白さを感じるきっかけを
与えてあげることが大切だと思っています。
今回お話ししたアプローチはご家庭でもできるものなので、
ぜひお子様への働きかけのヒントにしてもらえたら嬉しいです✨
お子様へのアプローチについて、こんなことで困っている、
こういった場合はどうすれば子供たちにとって良い方向へと
導けるのか・・・など
何かご相談がありましたら、いつでもご相談くださいね🍀✨
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