こんにちは、世田谷校の遠藤です。
先週1週間、生徒さんとの話で何度も話題にあがったのが、
映画が異例の大ヒットとなっているアニメ『鬼滅の刃』でした。
海外メディアでも大ヒットが話題にされています。
時は大正時代。主人公・炭次郎は、鬼によって家族を殺され、唯一生き残った妹も鬼へと変貌してしまいます。
妹をもとの姿へ戻す手がかりを求め、主人公が”鬼殺隊”として鬼狩りの道へと進む物語です。
以前から何人もの生徒さんに勧められて、アニメは観ていました。
今回の劇場版はオリジナルストーリーというわけではなく、
原作の漫画をそのままアニメにした内容と聞いていました。
多くの人の心を引きつけ、社会現象となっているアニメ。
生徒さんに勧められたこともあり、映画館へと足を運んできました!
映画を見た感想ですが・・・
漫画と同じ内容でストーリーに違いは見られなかったのですが、
アクションや「間」が飽きさせないリズムを作り出し、クライマックスも大盛り上がり。
原作(漫画)通りの展開で内容は知っているはずなのに、
アニメーション特有のテンポ感で、ぐっと惹きつけられました!
鬼滅の刃はアニメが放送されてからヒットしたといわれますが、
映像は紙面とは違ったものが描けるのことを実感しました。
これは、日々の授業においても同じであるように思いました。
教科書に書いてある内容と、私たちが授業で伝え教える内容は、同じです。
しかし、対面ならではの「間」「テンポ」「声のメリハリ」などにより、
教科書を読むだけではない楽しさ、面白さを付加することができます。
生徒さんを惹きつけることができるように、
毎日の授業をより工夫していきたいと感じました😆✨
保護者面談の意義
さて、先週より各ご家庭との保護者面談を実施しております。
日頃から、塾での生徒さんのご様子については、
お電話で適宜ご報告をさせていただいております。
しかし、お電話での短い会話だけでは、
塾とご家庭での思いにすれ違いが生じてしまったり、
思っていることを伝えられていない可能性があります。
そのため、生徒さんに対する思いを共有し、
不安などを率直にお伝えしてもらう場として
定期的に保護者面談を実施しております。
面談では、生徒さんの塾でのご様子をお伝えするだけでなく、
生徒さんの現在の課題、今後の指針(将来について)を
詳しくご報告できるよう準備しております。
生徒さんとの面談での話などもお伝えしています。
今回は、保護者面談で印象に残ったエピソードをご紹介します。
対話から気づく生徒さんの意外な一面
ロボットが大好きで、将来は実用的なロボットを作りたいと話すKくん。
塾では好きな算数に積極的に取り組み、
質問もたくさんしてくれる小学6年生です。
普段はおっとりしていますが、
ロボットや好きなアニメの話になると生き生きと語ってくれる生徒さんです。
保護者面談では、まず普段のご家庭での様子をお聞きしました。
遠藤「最近、お家でのKくんのご様子はどうですか?」
お母様「家ではYoutubeやパソコンでいろいろ調べ物ををすることが多いですね。」
遠藤「そうなんですか。どんなことを調べてます?」
お母様「最近はスケボーにはまっているみたいで、それ関連の動画などをみて滑り方を研究しているみたいです。この前は、自分がほしいボードを自分のお小遣いで買ってもいいかと尋ねてきて、いくつかのサイトを比較して一番安く買える方法をプレゼンまでしたんですよ。」
遠藤「プレゼンですか!?そんな積極的な一面があるなんて初めて知りました。」
お母様「普段自分から話す子ではないんですけど、自分の興味持ったことに関してはびっくりするくらい行動する子なんです。」
遠藤「学校でのご様子とかは何か聞いてますか?」
お母様「三者面談のときに聞いた話なんですけど、授業外の活動にいろいろと取り組んでいるみたいで。」
遠藤「それは意外ですね。Kくんは集団で行動するよりも、ロボット作りなど個人で好きなことに熱中するタイプだと思っていました。」
お母様「私も聞いたときはびっくりしました。」
遠藤「Kくん、塾ではもう少しで小学生の単元を終えようとしているんです。今は、難しい組み合わせの問題をやっています。自力では少し難しいようですが、少しヒントを与えるといいリアクションをして夢中で解き切っちゃうんですよ。」
お母様「そうなんですね!家だと本人は黙々と解いている印象しかないので、楽しく勉強しているようで安心です。家と塾とでは、勉強をするときの様子も違うんですね。」
遠藤「今度は、お母様から聞いた話についてKくんとも話してみたいと思います。」
新しい視点での生徒さんと関わり
生徒さんたちと過ごす時間が長くなればなるほど、
塾での姿が自然体のように思えてきます。
しかし、人間は社会的な生き物です。
出会う人や過ごす環境によって感じ方が異なると、態度も異なります。
保護者面談では、ご家庭では見せない生徒さんの姿もお伝えしています。
その一方で、塾では見せないご家庭での意外な一面を伺うことで、
生徒さんへの接し方を新しく工夫することができます。
早速、その後のKくんとの授業では、
お母様から聞いていた学校での活動について尋ねてみました。
遠藤「Kくん!最近、学校の活動にたくさん参加しているらしいね。」
Kくん「自分からやろうと思ったわけじゃないんです。ただ、先生に勧められたからやってみようかと思いました。やってみたら楽しかったので、そのまま続けています。」
Kくんは、自分からやりはじめたわけではなかったようです。
しかし、周りの意見などを受けて行動してみた結果、
授業外での活動にも楽しさを見つけられた、ということがわかりました。
Kくんの素直な一面を見ることができました。
生徒さんがどんな考えを持っていて、普段、家や学校ではどんな様子なのか。
これらは、一人ひとりに合わせた指導する上で、とても大切な情報です。
これから面談をさせていただく保護者の方々とも、
たくさんの情報を共有させていただきたい思います❗️
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